NATM工法用防水シートの溶着機をスマートフォンに接続させることで、溶着温度と施工時間のデータ収集が可能となりました。収集したデータはエクセルで出力可能です。

スマートフォン上に溶着温度をリアルタイムで表示させ、閾値以下の温度に達した際にはブザーで知らせるため、施工中に溶着不良となる可能性がある箇所に気付くことができ、手戻り作業によるサイクルタイム低下を防ぎ、安定した品質の確保に貢献します。

¶ 簡易な使用方法　　

　　専用溶着機を用意、接続し、スマホアプリを立ち上げるだけで使用可能です。

¶ 溶着データの自動取得

　　溶着機の温度、施工時間のデータを自動で取得・保存でき、CSVデータに出力することで自動帳票化が可能となります。また、複数のデータを読み込むことで、溶着データの集計表も作成できるため、データの比較も可能になります。

¶ 作業員の経験不足をカバー

　　外気温に合わせて、自動で温度設定ができるため、作業員の熟練度に依存しない施工が可能となります。また、記録したデータは作業員の経験不足をサポートし、施工品質の向上に寄与します。

¶ 温度低下の早期発見

　　リアルタイムで温度を計測し、アプリ内のグラフで常に確認できます。温度低下が起こった際にはブザーが鳴るため、早期対応が可能となります。

QCsmartとTDsensingは、同一のスマホ・計測BOXを利用して作業を行うため、組み合わせて使用頂くことで、溶着から検査までのデータの一括管理が可能となり、防水シートの品質管理と現場の生産性向上に大きく貢献します。

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