Civil Engineering

トンネル鏡部の地山押出し・緩みを抑制

F-Sボルト工法(鏡ボルト)

NETIS登録:KT-050087-V

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F-Sボルト工法は、山岳(NATM)トンネル掘削時の地山補強・安定対策工法です。鏡ボルト(フェイスボルト)の施工により鏡部の押出しや緩みの抑制を行い掘削面の安定を図ります。長尺鋼管タイプのF-Sボルト工法、短尺タイプのGFRPボルトの2タイプから選択可能です。

Product Description

商品説明

■鏡ボルト工法の位置付け

F-Sボルト工法は、鏡面に長尺鋼管を複数本打設します。鋼管全長にわたり必要部にスリット加工を施し、掘削進行に合わせたボルトの切断及び撤去を容易にしております。鋼管の採用により高い引張抵抗とせん断抵抗が期待できます。
GFRPボルトは、樹脂製の短尺ボルトを後挿入する方法です。鏡面だけでなく、拡幅や先進導坑等の後に掘削する箇所に薬液注入が必要な場合にも活用されています。

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■F-Sボルト工法 特徴

¶ 作業性の向上
鋼管と特殊スリット加工の採用により、打設・切断・撤去が容易で、掘削ズリ内に入る撤去部の分別も簡単に行えます。

¶ 高い剛性力
樹脂製と比較してせん断強度が高く、切羽押出しに対する引張抵抗に加えせん断抵抗が期待できます。

¶ 広い適用性
現場ニーズに合わせて超長尺(40m以内)で打設する事が可能です。また注入材もウレタン系、セメント系、モルタル系等を組み合わせる事ができます。

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■F-Sボルト工法 規格

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    F-Sボルト工法

    F-Sボルトは、注入式の長尺鋼管鏡ボルトとして多数の実績を保有し、自立性の低い崩壊性地山に対して鏡補強を目的に使用されています。注入材はウレタン系/セメント系/モルタル系から選択可能性です。

    ■加工/形状
    標準タイプは、スリットピッチを500㎜で設け、スリット開口は120°としています。掘削時の切断が容易で施工性に優れています。また、地山や現場条件に合わせてピッチ及びスリット加工(全周スリット)の変更が可能です。

    ■高付着力
    打設後の引抜試験において土砂状の地山に対して引抜耐力は200KN以上を有しており、鏡ボルトとしての機能を有しています。また、掘削に伴うF-Sボルトの応力変化を軸力測定し、掘削時の切断後でも機能を保持している事を確認しています。

    ■超長尺対応
    標準タイプは、有効長12.5mとなりますが現場状況によって超長尺での施工が可能です。施工実績は40m程度まであります。特殊設計は、弊社にて施工及び地山条件、注入材との組合せを考慮して検討致します。

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  • GFRPボルト

    短尺の後挿入式の高強度FRPボルトです。削孔による孔壁自立が見込め、薬液による切羽部の地山改良を主目的とする場合に使用します。ボルトは軽量で引抜強度が高いため部分的な改良に用いるケースが多い材料です。

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