山岳トンネルの掘削に必要な安全・安心・確実な地山先受け補強
注入式長尺先受工法（AGF工法）
トンネル切羽 天端対策工法（P工法／S工法）
山岳（NATM）トンネル掘削時の地山補強・安定対策工法です。崩落・変位・沈下といった不安定な地山への適用が可能です。汎用機械を使用して短時間で施工でき、小土被り、坑口部、拡幅部、近接構造物影響対策として活用されています。
Product Description
商品説明
■無拡幅工法の位置付け
AGF工法は無拡幅工法と拡幅工法に大別されます。無拡幅工法は地山状況に合わせた施工が可能で、利便性が良く広く採用されている工法です。
代表的な工法は、端末管を塩ビ管で施工する「AGF-P工法」とスリット鋼管で施工する「AGF－S工法」です。弊社は開発当時からこの2工法を取扱い数多くのトンネル切羽先受け補強の実績があります。
■特 徴
多くの実績を持つAGF-P/S工法は、支保工を拡幅せず無拡幅で切羽上部から天端土中へAGF鋼管を打設する工法です。掘削時に端末管撤去が必要になりますが、地山状態に臨機応変に対応できる万能な工法です。
¶ サイクルの短縮・経済性の向上
無拡幅（標準断面）からAGF鋼管打設が実施できるため、拡幅工法と比較するとサイクルタイムの短縮が図れます。また、拡幅部の掘削と吹付コンクリートが必要なく、経済性にも優れた工法です。
¶ 撤去可能な端末管
AGF－P工法は端末管に高強度塩ビ管（HIVP）を採用し、切羽進行に合わせた切断除去が可能です。
AGF－S工法は端末管にスリット入り鋼管（STK400）を採用し、全周スリット位置で確実に切断できるよう工夫をしております。
■規 格
¶ 口径
・114.3φ、89.1φ、76.3φ（小口径AGF）
¶ 鋼管長
・鋼管組図参照
