煙突の保全・メンテナンス
建材事業 2025.4.1煙突は機械設備の排気系統の一部です。
長期的な運用が求められる中、弊社としても煙突の保全に取り組みます。
弊社は、これまでに数多くの煙突を施工してまいりました。
しかしながら、運用後においては劣化損傷発生時に個別に対応することを続けております。
建物を長く運用するうえで、機械設備は重要であり、その排気系統も必然的に重要になります。
フジモリ産業は、
・設計の段階で保全に資する提案を行います。
・引渡し段階では取扱説明書をご提示し、必要に応じてメンテナンスを対応します。
・運用中の煙突においても、ご相談に応じ、定期点検・改修計画を対応します。
SHAFT RESEARCH SYSTEM
高性能カメラによる煙突内部調査のご紹介です。
目視確認できない煙突内部の状況を観察することができます。
近年、重要設備として注目されている煙突の保守・点検にご活用ください。
定期点検
煙突脚部にある点検口を開け、排水管の目詰まりの確認、及び清掃を行ってください。
接続機器の停止時に年1回以上の点検を推奨しています。
⚠️点検前の注意事項
①機器稼働中は絶対に点検口を開けないでください。
②点検口は重量物(最大30kg程度)となります。1人作業は避けてください。
③閉鎖時は、漏煙しない様しっかりと閉めてください。
④機器停止直後は煙突内部が高温である可能性があります。
半日程度時間をおいて開けてください。
⑤非常用発電機の場合は、必ず自動運転から手動運転に切り替えてください。
※煙突の断熱材に使用しているハイスタックは、丸型で1985年出荷、
角型で1991年出荷以前のものに石綿が含まれています。
石綿障害予防規則に沿った対応を御願いいたします。