・ボイド型枠の破損、変型に繋がる踏みつけや、資材の載荷は行わないでください。

・ボイド型枠に破損が確認された場合は、テープ等で補修をしてください。補修が不可能な場合は、

　ボイド型枠を交換願います。

・コンクリート打設後にスラブにアンカー穴あけ作業を行う場合、ボイド型枠上のコンクリートの厚さを考慮し

　作業を行ってください。

・ボイド型枠上や周辺での火気作業においては、火気や熱の影響を受けないよう、ボイド型枠に充分な養生を

　行ってください。

・スラブ型枠に穴をあけますので事前にご承知ください。スラブ裏での作業が困難な状況、

　穴をあける事ができない型枠仕様、打ち放し仕上げの場合は協議が必要となります。

・サイレントボイド®スラブ並びにその他ボイドスラブは、発生する音が大きいと必ず聞こえます。

　快適なマンション生活を送るには、居住される方のマナーや音への理解が大切です。

※「サイレントボイド」は㈱熊谷組、㈱ファテックの登録商標です。

・本要綱は、日本建築学会「鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説」（2010年版）

　（以下、RC規準）10条、18条を基に、周辺固定スラブとして設計された鉄筋コンクリート造スラブについて、

　仮設床開口補強筋セルボン（以下、セルボンと略記）を用い仮設開口部の設計、施工に適用します。

・仮設床開口補強筋セルボン®は、スラブ隅角部のLx/4×Lx/4の範囲を除く、Lx/4位置がセルボン長辺の

　中心軸と一致するように配置をお願いします。（Lxはスラブ短辺方向内法スパン長を示す）

・詳細は㈱アクスにて作成の計算書・手順書に倣い設置お願いします。

・コンクリート設計基準強度Fcの適用範囲は、21N/㎟以上とします。

・施工時および長期荷重時に衝撃荷重等の特殊な荷重が作用する場合、別途検討を行い、

　実状に則した設計用床荷重を定めます。

※「セルボン」は㈱アクスの登録商標です。

・HATOCOTをクレーンなどで揚重する場合は、ナイロンスリングをご使用ください。

　中間ユニットのみを揚重する際、上部ユニットの固定ボルト孔にボルトを挿し込んで吊り上げることは

　おやめください。

・HATOCOT本体にロープをかける、上部に乗る、重量物を載せるなどの行為は絶対におやめください。

・上部ユニットを取り外す際は、強風で飛ばされないよう十分にご注意ください。

　その場を離れる場合は再度、上部ユニットのすべてのボルトを完全に固定してください。

※「HATOCOT」は㈱ジエス、昭和電工建材㈱の登録商標です。

　以下の事項による損害等に関して、弊社は一切責任を負いません。

　●弊社発行のカタログ、標準施工要領書等に記載された設計・施工内容以外でご使用された場合。

　　（カタログの仕様、形状等は予告なく変更する場合がございますので、あらかじめご了承ください。）

　●天災地変（暴風、地震、落雷、洪水等）、人災、暴動、テロ活動等の不可抗力による場合。

　●弊社製品以外に起因する場合。

　●建物自体の変形や変位により生じた不具合。

　●他の工事が原因による不具合。

　●弊社に責めの無い初期の損傷ないし不具合を長期放置したために生じた拡大損傷。

　●犬、猫、鳥、鼠等の動物や昆虫等に起因する不具合。