フジモリ産業株式会社（代表取締役社長　久下典宏）は、F-TAQ®（一般名：樹脂パネルダクト・PIRダクト、以下F-TAQ®）の構造解析ソフトウェアによる解析及び地震応答特性についての論文を建材事業部技術部設備グループが2023年9月8日に福井大学にて開催されました空気調和・衛生工学会大会において発表しました。また、F-TAQ®の地震応答特性についての論文を建材事業部技術部設備グループが2023年9月15日に京都大学にて開催されました日本建築学会大会にて発表いたしました。

　解析の論文内容は、構造解析ソフトウェアを使用して数値解析を行い、実験結果を再現してダクトが損傷・破断する限界の応力度を求め、設計・施工する際の許容荷重と最大変位の目安を明らかにすることが目的です。

　地震応答特性の論文内容は、地震時の空調設備システム全体の機能継続に関する検証実験を10 層鉄骨造オフィス試験体の８階にダクトを実際に近い形で施工し、防災科学技術研究所が地震時のダクトの挙動を確認するとともに、実際の地震における損傷等の発生原因の推察や現状の設備耐震設計・施工指針の妥当性検証に役立つデータ収集を目的として、実験を行った結果です。

【本件についてのお問合せ先】

　建材事業部技術部設備グループ　村田孝友　murata-taka@fujimori.co.jp

　建材事業部技術部設備グループ　廣井秀明　hiroi@fujimori.co.jp